カンザス州−アメリカのど真ん中 21世紀の投資戦略の拠点です−
戦略的位置
アメリカの中西部、しかも地理的中心地、すなわち心臓部に位置するカンザス州は、21世紀の企業戦略上でも重要な位置を占めています。周囲800km圏内には、五大湖周辺の工業地帯、南部のハイテク工業地帯をひかえ、さらにこの地域には全米の人口の約40%が居住し、年間小売販売額1兆ドルの巨大な消費市場を形成しています。当州は、地理的中心地であるとともに、21世紀アメリカ産業の中心地になりうる好条件を備えているわけです。
基幹産業とハイテク環境
米国で生産される民間航空機の50%以上を生産するウィチタ市には、先端技術を誇る航空機関連産業が密集しています。全米きっての農畜産物の一大集散地でもあるカンザス・シティには、ゼネラル・モーターズ社の最先端工場を中心とする自動車産業、製薬関連のトップ企業が目じろおしです。またこれらの先端企業を支える重要な要素として、産学共同研究体制も整備されています。薬理学部では全米トップクラスのカンザス大学には有機物分析研究所があり、バイオテクノロジー関連産業に貢献している他、米国で唯一の穀物科学・産業学部を持つカンザス州立大学は国際穀物プログラムを提供し、ウィチタ州立大学には国立航空研究所があります。このように当州のすべての大学がハイテク関連産業の発展に寄与しています。当州では、農業・畜産業と21世紀型先端産業がみごとに共存しています。
全米有数の生産性を誇る質の高い労働力
活発な企業活動を支える基盤の中でも、特筆すべきものは、質の高い労働力です。当州を開拓したのは、ヨーロッパ系の移民でした。彼らの農業を背景とした勤労精神は今も伝統として受け継がれ、働く意欲と生活を喜び、愛する州民性を生み出しています。加えて、教育水準の高さ、労働組合加盟の有無にかかわらず働く権利を保障した労働権法が、質の高い労働力を育みました。当州の高い生産性と労働力の定着率は、全米有数と評価されています。
整備された輸送網、豊富なエネルギー
優れた立地条件を生かし、企業経営の効率化を図る大きなポイントは、当州の整備された輸送網と豊かなエネルギーです。当州と全米各地を結ぶインターステートハイウェイと幹線道路網、鉄道網、航空路網、そして州内に文字どおり網の目のようにはりめぐらされた輸送ルートは、米国の真ん中という立地に大きな利点をプラスしています。また、豊かな天然資源を生かした安定エネルギー供給も当州の自慢です。さらに最先端のテレコミュニケーションシステムも完備されています。
カンザス州の概要
面積
213,098平方キロメートル
(全米14位、日本の本州に相当)
州都
トピーカ
ニックネーム
ひまわりの州
(サンフラワー・ステート)
人口
260万人以上
平均年収
全米平均以上
工業
事業所数:約3,500
従業員数:20万人以上
農業
主な生産物:食肉、酪農品、小麦、トウモロコシ
ますます良好な日本とカンザス州の関係
カンザス州と日本は長年にわたり強力な経済関係を培ってきました。日本は当州の最大の輸出先で、当州の年間総輸出額50億ドルの20%以上が日本向けに輸出されています。日本の消費者の多くは、コールマン(レクリエーション製品)、ヒルズ・ペット・ニュートリションScience Dietペットフード、エクセル(ダイエーを通じて販売される「カンザス・ビーフ」)などの当州の企業になじみが深いと思います。
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